「冷たい女って聞いたけど別に冷たくねえじゃん。普通のいい女じゃね?」
「変な目で玲華を見んな!!」
あたし、冷たくないの?
冷たくなくなっちゃった?
「玲華、早く蓮の女になれ。コイツ、案外テクすげぇぞ」
「兄貴、黙ってろ!!二度と口を開くな!」
テ...テクって...?
あぁ、テクニック...
ってなんの...?
「あーあー、うるせえ男。そんなんじゃ玲華に嫌われる~。とゆうか嫌われろ~」
「黙って出てけ!!」
「へいへい。玲華、またな」
「あ、はい...」
蓮が隼斗さんを追い出した
「あー、うぜぇ!!」
蓮の顔は真っ赤
「蓮、顔赤いよ」
「嘘ッ!?」
嘘言わないから...
「兄貴のことは気にするなよ!?」
しないよ、別に
「兄貴、大雅としか仲良くなくて。大雅が死んだあと、親父が引き取ったんだけどあーやってつっかかってくんの。だから気を付けろよ」
「別に...ここ来なきゃいいだけじゃん」

