♥love girl♥



「...そうか...でも俺、絶対諦めねえから。絶対お前を落としてやる」


良かった、ちょっとは戻ったみたい


「送ってくよ」


「いーよ。家近いし」


「いーから送る。おい、玲華のカバン」


「はい」


「どうも...」


家政婦があたしのカバンを持って来てくれた


「また来いよ、俺ん家」


「気が向いたらね」


とりあえず、お腹空いた!!


「このまま飯、食いに行くか?」


「本当!?」


「....」


あ...やっちゃった...


「お前、笑った方がいい」


「別に...関係ないでしょ」


つい嬉しくて笑ってしまった


最悪だ...


あたしが笑顔を見せたのは、大雅と彩香しか居ない


「お互い、大変だよな」


「え?」


「集団に囲まれるんだから」


あぁ....