「どこ行くの!?」
大雅の部屋を通り過ぎて二階に上がる
「何処って...俺の部屋」
「な...なんで!?」
「さあ?」
蓮の部屋に入ってベッドに降ろされる
「蓮...?」
「お前さ、泣きすぎなんだよ。自分責めて、結局泣いて。いつまでそうやって罪意識してんの?」
「でも...」
「黙れ」
蓮がキスをして、黙らされる
びっくりして何も言えない
「もう...いいんじゃねえ?結局兄貴に会えたんだし、今は俺と一緒に居るわけ。どんなけ鈍いわけ?」
「....」
別に鈍くないし...
普通だもん...
「お前が大雅のこと想うのはたしかに許したよ。でも、考えすぎなんだけど。お前は俺の。分かる?」
とりあえず頷いておく
後でグチグチ言われるのがオチだからね...
「まあもうすぐ、玲華の頭ん中俺いっぱいにしてやるけど♪」
「.....」
開いた口がふさがらないとはこうゆうことか...
大雅よりもおバカな人が居たよ、ここに...
でも蓮、ごめんね?
あたし、大雅しか考えてなかった...

