♥love girl♥



「どこ行くの!?」


大雅の部屋を通り過ぎて二階に上がる


「何処って...俺の部屋」


「な...なんで!?」


「さあ?」


蓮の部屋に入ってベッドに降ろされる


「蓮...?」


「お前さ、泣きすぎなんだよ。自分責めて、結局泣いて。いつまでそうやって罪意識してんの?」


「でも...」


「黙れ」


蓮がキスをして、黙らされる


びっくりして何も言えない


「もう...いいんじゃねえ?結局兄貴に会えたんだし、今は俺と一緒に居るわけ。どんなけ鈍いわけ?」


「....」


別に鈍くないし...


普通だもん...


「お前が大雅のこと想うのはたしかに許したよ。でも、考えすぎなんだけど。お前は俺の。分かる?」


とりあえず頷いておく


後でグチグチ言われるのがオチだからね...


「まあもうすぐ、玲華の頭ん中俺いっぱいにしてやるけど♪」


「.....」


開いた口がふさがらないとはこうゆうことか...


大雅よりもおバカな人が居たよ、ここに...


でも蓮、ごめんね?


あたし、大雅しか考えてなかった...