なんで隣...?


「ねえ...蓮...?」


「おう、どした?」


「川嶋さんって...本当にあたしのお兄ちゃん...?」


「...は?」


キョトンとした目であたしを見る


「ねえ...教えて...?」


あたしに...お兄ちゃん居るって...本当なの...?


「...聞いてたのか...?」


「ごめんなさい...」


つい目を伏せる


「...体、起こせるか?」


「え...?あ、うん...」


蓮に言われて体を起こす


「川嶋!!!」


「はい、どうかなさいましたか?」


川嶋さんが部屋に入って来た


「知りてえなら、直接聞きな」


「ちょっ...」


「川嶋、玲華が話あるって。ちゃんと答えてやれよ」


「あ、はい...」


蓮はあたしに笑って部屋を出て行った


「玲華様、どうかされましたか?」


「あの...っ」


どうしよう...


もし違ったら...