「...テレビ...?」
なんでテレビ見てやばいの?
「お前、知らねえのかよ。あれ、生放送」
蓮はめんどくさそうに自分の椅子に座る
祐樹さんは蓮の机に座る
「...はぁ!?生放送!?!?」
生放送であんなこと言ったの!?
「蓮が居る時は大丈夫だろうけど、玲華ちゃんが1人になった時、どうすんだよ?」
「祐樹、お前が守れ」
「はぁ!?」
祐樹さんは怒鳴り声を上げる
「てめっ、何が言いてえんだよ!!!」
「俺がいつも居られるわけねえもん。だから、俺が守ってやれねえ時、祐樹が守れ」
「お前なぁ...!!」
蓮、わがまま言うのやめなよ...
「祐樹にしか頼めねえの。他の野郎になんか頼んだら、いつ玲華がヤられるか...」
...蓮、一回殴ってもいいですか?
「祐樹なら手ぇ出さねえよな?」
「そりゃ出さねえけど...」
祐樹さんは何か思いつめる
「...分かった」
えぇ!?
分かっちゃったの!?
いいの、蓮のわがままだよ!?

