「…りょーちゃん」 私は クイッ とりょーちゃんの制服を引っ張った 「ん?」 「お友達はいいの? 待ってるよ…」 私は、りょーちゃんの お友達らしき人たちを 指しながら言った 「んー? いいよ(ニコッ」 「えっでも…」 可哀想じゃない? せっかく待ってくれてるっぽいんだし… だって、こっちみてるし… 「舞は俺と帰りたくないの? それに――…」