「俺は島村海。アドは誰かにもらっといて」
と言った。
優未は
こんなそっけなくて
自分の話に食いついてこない男子は
はじめてで、
逆に興味がわいた。
「わかった!!じゃあ今日中に聞いとくからあたしの事は優未ってよんで??」
「わかった。俺の事も海でいいから」
そんな簡単な会話をしていると
先生が教室に入ってきた。
「ほらーー席つけー」
先生が出欠をとったり、
話をしてる最中も
優未はずっと上の空で
海にどうアタックするかだけを
考えていた。
この時はまだ
自分があんなに苦戦するとも知らずに。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…