「久しぶりーっ!!」 「皆変わってないね〜」 私 松田優未はいま 高校の同窓会に来ている。 皆高校時代を懐かしんで はしゃぎまくっているなか、 私は内心どきどきしていた。 『あのひと』が まだ来ていないから……… 私が高校時代の全てを掲げて ほんきで愛したひと。