屋上から戻ったあたしはヘトヘトで教室に戻らず保健室に直行した。
「恋文、なんかあった?」
心配してきてくれた由夏たち。
でもどうしても夏実ちゃんの顔が見られない。
罪悪感が広がってゆく…。
「もう大丈夫。軽ーい貧血起こしただけ」
「そっかぁ、ならよかった」
「ねぇねぇ帰りウチ行きたいとこあるんだけどっ」
「あっ!あそこね!OK!恋文を連れていこう」
と由夏が。
あそこってどこだろう。
意味の分からないまま帰り、由夏、るい、夏実ちゃんとあたしで小さな山小屋に連れていかされた。
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