「あの子はー?」 窓側で1人本を読んでる女の子が目に入った。 「あー波多江さんね。ここにいるほとんどは小さい頃から一緒にいるんだけど…波多江さんは小6の時転校してきたんだよね」 由夏が続けて夏実ちゃんが。 「でも誰とも話さない子でいつも1人なの」 前髪が長くてよく見えなかった。 でもこんな小さな島で1人って寂しくないのかなと思った。