なぁ、アキ。
もし俺が少しだけ素直になってあんたを受け入れたら何かは変わってたかな。



バスを降りた俺は家に向かって歩いた。
その後ろをトボトボと歩くアキ。


俺は一度も振り向かない。アキの目が見れないから…。あんたの目はいつもキラキラ輝いていてどこか哀しくて…。
そんな目が怖かったんだ。