「そんなことしなくてもあたし気にしてないよ」

「俺が気にする」

「あたし悠稀に貢がせてるみたい……」



どちらかと言うと俺が貢いでる気がする。



ま、自分で稼いだ金を好きな女に使えるんだったらいいや。



「今日でいっぱい好きになった。昨日よりももっともっと好きになった。ありがとう」



それだよ。



俺はお前のその笑顔が見れれば何だってする。



今だったら仕事より優希を優先してしまうかもしれない。



優希に怒られるかもだけど。



久々に見た優希の笑顔は俺に元気をくれた。



サンキュ。