「ちょっとえれな!?どこ行くの!?」

「体育館」



それから何を言っても無視されて気づけば体育館に着いてた。



「いたいた」



えれなの視線の先には、慎司くんがいた。



……なんで。



「男の気持ちをうじうじ考えても分かるわけないじゃん。男に聞くのが一番早いって」



その発想ぶっ飛んでるよ。



「慎ちゃーん」

「はぁ!?何でいんの」

「ちょっと顔貸して」



部活中の慎司くんには悪いけどえれなの考えに賛成。



「おい、なんだよ。俺なんかしたか」

「聞きたいことがあって。てか、相談したいことある」

「今じゃなくてもいいだろ」

「ごめんね、慎司くん」


立って話内容じゃないので、場所を教室に変えた。



「で、話ってなんだ」

「変なこと聞くけど引かないでね」



ことの経緯を慎司くんに話て慎司くんに意見を求めた。



「お前らバカだ」

「真剣に悩んでるんですけど」