保健室に着くと、 その人はこう言った。 「 私は爽太君ファンクラブ部長。斎藤 瑠璃よ。あなた、爽太君とはどんな関係??」 「 それは、その… 友達、かな??」 私は、彼女とは言えずに嘘をついた。 「 嘘はいいわ。どうせ爽太君に頼まれたんでしょ??彼女になれとかどうとか。」 本当のことを言われて、何も言えなくなってしまった。