「もし会ってたとしたら私だけ覚えていないなんて態度、 失礼な事をしちゃった。」 「美桜様のご幼少の頃の事ですから、 従者の方も覚えていらっしゃらないかもしれないですよ。」 そぉ言いながら私の着替えの準備を始めるネネ達。 「ネネは覚えてるじゃない。2つしか年離れてないのに…」 「きっと大丈夫ですよ。 さ!お着替えです。 これから式典で披露される歌のお稽古だと申し使っておりますので。」 「っあ。忘れてた。急がないと。」