「お疲れ様でした。 ですが姫様、謁見中考え事をなさっていたようで、 どういう事でしょうか? 相手側に失礼です。 よろしいですか姫様。 もっとしっかり姫としての振る舞いを……」 「わかってるわよ。 わかってるの! あれは…… しょうがないのよ!」 「しょうがない? しょうがないとは何ですか! 姫様ならば…」 「ぁあ~~~~~~そうだ!! 用事があったんだった。 じゃぁね。 あたし急ぐから。」 「っあ! 姫様まだ話が……ろ、廊下を走らなぃようにとあれほど~~~~~~!」