龍斗は次期国王として私より多く公務にあたっているから きっと彼の事も 前に会って知ってたのかな。 「そうか、美桜は会ったことが無かったか。 彼はパルティン国の王太子に仕えている。」 「王太子様に…」 日更木さんは私の視線に気づいたのか深い礼をとった。 何だろう… この感じ。 会った事なんて 無いはずなのに 知ってるような… ………