「お腹空いたら食べる
これ間違ってますかあ?」
ほわん、とした目つきで
野城先生を見つめ
むしゃっ、と
玉子焼きをすべて
口に入れ込んで
もぐもぐ、と口を動かす
(すげぇ、マイペースはんぱねぇ)
少し尊敬、
「.....っぐぅ..」
野城先生は言葉を失くして
もごもごと言葉を濁らして
そのままふらふら、と
壇上に立った
「........」
自信を失くした新米教師のように
がっくしと落ちた肩が
情けなかった
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