「そうかも知れないけど、家賃とか…」 「あ、その辺は心配ない。親父がな…」 『奏くんはいい子だし俺のお気に入りだから“タダ”貸しちゃうよ〜ん♪』 「って言ってた♪」 よ〜ん…って相変わらずおじさん軽いな…。 「ははは…、なら今回は甘えちゃおうかな。」 「そうこなくっちゃ♪」 ピピッ 扉が開いた。