「!! わぁ〜!」

可愛い!!

お人形さんみたい…。

スッ

「え?」

その可愛い子は私の前で止まった。

「その子が紹介したい子だよ、リサ」

麻弥流がニコニコしながら言った。

そして私を見るとニコリと微笑み、姿勢を正して挨拶をした。

「はじめまして、私、イギリスから参りましたリサ・アルフォードと申します。リサって呼んで下さい、寧々さん♪」

「こ、こちらこそ宜しくお願いします!」

「ふふっ。そんなにかしこまらないでくださいな。それと、もしよろしければ私とお友だちになってくれませんか?」

スッ…

「え、あ…うん、もちろんリサちゃん…?」

手を差し出したリサに寧々もためらいがちだが、手を差し出して握手をした。