「うん…………多分。」
ガクッ
「多分かよ…。ん?…あっ!」
グッドタイミ〜ング♪
「ねえ寧々、奏の気持ち知りたい?」
「え?い、いいわよ…別に…。」
「素直じゃないな〜♪まっ、そんなところに奏は惚れたのかな?」
「えっ、今何て言ったの?」
「ん、ナーイショ♪」
グイッ
「きゃっ!?」
麻弥流は寧々の肩に手を回した。
「な、何して…」
「しっ!俺に任せて♪」
麻弥流は自分の唇に人指し指を当てて言った。
一瞬だけど麻弥流の綺麗なエメラルド色の瞳に見惚れてしまった寧々がいた。
でも何で麻弥流は突然こんな事を?
寧々は不思議に思い、麻弥流の視線の先を見ると……
か、奏…!?


