そしてやはりーー
「「キャーーー!!」」
あぁ、やっぱりこうなるのね……
「あ、あれ朝霧くんだよね!?」
「嘘、カッコいいーー!!」
はぁ、さらば…平和な日々よ……。
心の中で呟いて俺は観念して本当の自分に戻ることにした。
「怪我とかしてないか?」
「は、はい…大丈夫です…本当にありがとうございました。」
女子は顔をこれでもか!というくらい赤くして女友達の方へ走っていった。
「なぁ、ちゃんと看板付けとけよ、今みたいに落ちてきたら大変だから。」
「あ、あぁ…ごめん。」
俺は看板を取り付けていた男子に渡してメガネを拾い2人のいる場所に戻った。


