*************** カチャ 寧々がメガネを外した。 「それで話って何?」 「まあまあそれよりさっきの話だけどさ…」 「……あぁ、歌の件?」 「それそれ、俺さ、やってもいいよ。」 「「……えぇ!?」」 「か、奏大丈夫か?暑さのせいで頭イカれたかぁ!?」 麻弥流が俺の両肩を掴み上下にガクガクと揺らした。 「お、おちつけ麻弥流〜!!」