【番外編】夜色オオカミ~愛しき君へ~





涙跡にそっと舌を這わせた。



僕の舌は赤く染まり、彼女の頬は…白くなる。



舌に染みついた塩気を含む鉄の味…。



それは










君の流した









…苦しみ。














この味を…僕は、二度と、――――忘れない。