外に出ると眩しい朝の光に目を凝らした。 清々しい朝の気持ちいい光も 泣いて腫れた赤い目には、明るい陽射しは容赦ない代物だ。 しょぼしょぼする目を擦りながらとぼとぼと自分の通う女子高までの通学路を歩いた。 暫く歩くとふんわりと甘い香りが漂いはじめ、校門前の桜並木が現れる。 高校に入学してから毎日通る所だけれど飽きることなく毎日舞散る桜の美しさに目を奪われる。 つい立ち止まって青空に映える桃色に見惚れた。 そんなあたしの後ろから… 「……紫衣ーーー!!!!」 「……?」