『キャアァァァア!!!!』…女の子達がその目も眩みそうな美貌に揃って悲鳴のような声をあげた。 あたしは声も出せず その場から動けなくなった。 ――――あの…瞳 あの黒く清んだ…“夜色”の。 あれは…あれを… ――――あたしは間違いなく知っている。 「……夜色…狼……」 一人呟いたあたしの声に…気づく者はいなかった。