それから私達は変わりなく4人でいた。

優加も何もしてこないし・・・。

放課後。
4人で帰ろうと思い、靴箱を開けるとメモ用紙が二つに折りたたんで靴の上に置いてあった。

開いてみるとそれにはこう書いてあった。

今すぐ体育館裏に1人で来い。              佐々木優加

「ごめん、すぐ終わるからちょっと待ってて」

私は1人で体育館裏まで行った。
そこには優加とその後ろにいかにも不良なギャル達が4人いた。

「何ですか? 私人を待たせてるんで早く帰りたいんですけど」

いきなり1人の女が私の胸倉を掴んできた。