「…お前も喰うか?」 生首が私を睨んでいる… ロープの様にべろべろと腹から出て来た小腸、蛇に似た大腸。 ダメだ…もうここに居られない。 「…純君?…どう、したの?…二回も電話、して…」 永原が居ないと気付いたのは、全ての作業が終わってからだった。 「初めまして。アキナって言いますッ」 「それじゃぁ…!私と付き合ってもらえませんか!?」 「勿論」 乗り越える壁