第二回、第三回…それ以上は覚えてないが、途中でベッドに移動して、今蒼井は俺の隣でスヤスヤと気持ちよさそうに眠っている。

俺も横になり、頬杖を突いて暗闇に浮かぶ蒼井の寝顔を見つめている。

今は俺と話す時、言葉を探しているのか喋るのがゆっくりだ。

けど昔は…出会った頃は強引で可愛らしさが無く、ミステリアスな雰囲気しかなかった。

可愛らしい寝顔を見ているとそんな出会った頃の蒼井を思い出す。