再び女の左側に立つ。

今から解体ショーが始まる。

先ずは眼球、人間の持つ水晶玉を取り除く。

綺麗に取る為に医療用メスで両目の目尻を1cm切る。

左手でべろんと瞼を上げ、中スプーンを差し込む。

ぐっと奥まで差し込み、眼球をくり抜く。

すると眼球と脳を繋ぐ神経の束がブチッと切れる感覚が手に伝わり、綺麗に眼球を取り出せた。

直径約3cmの眼球は中スプーンの上でぬらぬらとしている。

その眼球を見ているだけで口内に唾液が溢れた。

俺は堪らずライチの様な眼球を口に放り込んだ。

目を瞑り、甘噛みをしながら舌で眼球を舐め回す。

つるつるな球体の少し盛り上がった所が黒目だ。

十分に感触を味わった後で、ゆっくりと歯を眼球に突き立てる。

上下の歯に挟まれた眼球に圧が掛かる。

そしてグチャッと眼球の分厚い肉がつぶれ、中からドロリとゼリー体が出て来た。