「もう、イク…のか」

本当に限界が近いようで、キュウぅっと締め付けられる。

「イカせて、やるよ」

奥へ奥へ、今よりも深い所を激しく突いてやる。

「あっ…ダメッ…そん、な…んッ、ぁあっ…はげ、しく…ぅあッ…イッちゃうッ」

俺は的確に秋菜のイイ所を突く。

「イくっ……ぅ、ぁあああぁ…」

秋菜が快楽の声をあげた。

俺は秋菜がイッた後も、突き続けた。

秋菜は太ももをビクビクと痙攣させる。

「ぅ…くっ……イクから、な……」

俺は秋菜の中に欲を放つ。

もう秋菜は不良品だ。

こいつは喰い物にはならない。

「はぁ…はぁ…」

覆い被さる様に秋菜の首筋に顔を埋め抱き締める。

暗い部屋には二人の息を整える呼吸と、独特な臭いが漂う。

顔を上げ、秋菜を見下ろす。

「秋菜……名字は?」

汗で頬に張り付いた前髪を取りながら、優しく問う。

「急に……どうしたの?」

ピクリと眉が動く。

「秋菜の実家を想像したら、ね」

ニコッと笑うと秋菜の腕が俺の首に巻き付いた。

「大好きよ…ううん、愛してる。私の名前は桜田秋菜」

「桜田…秋菜か。もう直ぐで目黒に変わちゃうけどね」

クスっと笑ってキスをして、未だ繋がったままの腰を動かした。