「っ…うぇっ・・・・」

ゆきが泣きじゃくってる。


「里美もパパを愛してるから

頑張ろうと思ったの。

生きようってね。

でもリスカをやめれなかった。」


そして

あたしはゆきに

生々しい傷を見せた

ゆきは泣きながらそれを

見てる


「死にたいわけぢゃなかった。

里美はただたんに

かわいそうって同情されて

心配されたかっただけなのかもしれないね。

ちゃんとわかってるのに

ひとりになると

やっちゃうの。

やめられないの…!」


ぎゅっ


「里美、もう大丈夫。

ひとりになんかしないよ?

ゆきがいるよ?

一緒に新しい恋をしよ?

愛を探そうよ…

だからもう泣かないで」


「・・・っ泣いてるのゆきぢゃんっ」



「そうだけど・・・」


気づいたらあたしも

泣いてた。

「里美も泣いちゃってたw」


「もう、里美・・・」

「ゆき大好き!」

そしてあたしは

ゆきの胸に飛び込んで

ふたりで抱き合いながら

その夜は眠った。