風神Ⅱ





大五郎の意味不明な言葉にあたしは首をかしげる。




















「喜べ!!お前には女子100メートル走に、借り物競走に出させてやる!!」




「嫌だ。」




あたしは大五郎の言葉を全力で否定する。




「これは強制だ。女子の競技は得点が高いんだよ。」





「このクラスの女子はあたし一人じゃないでしょ。他の人にやらせてよ。」




大五郎は鼻で笑うと何か資料みたいな物をとりだした。




どこから出したんだ。




「俺の調べだとこのクラスでの女子の一位はお前だ。他のクラスでもお前と同じ速さなのは二年の水埜ぐらいだ。」