大五郎の意味不明な言葉にあたしは首をかしげる。 「喜べ!!お前には女子100メートル走に、借り物競走に出させてやる!!」 「嫌だ。」 あたしは大五郎の言葉を全力で否定する。 「これは強制だ。女子の競技は得点が高いんだよ。」 「このクラスの女子はあたし一人じゃないでしょ。他の人にやらせてよ。」 大五郎は鼻で笑うと何か資料みたいな物をとりだした。 どこから出したんだ。 「俺の調べだとこのクラスでの女子の一位はお前だ。他のクラスでもお前と同じ速さなのは二年の水埜ぐらいだ。」