その後、あたしは部屋ですることもなく部屋の前の縁側に座って景色を眺めていた。









「おい。」




ふと声が聞こえ顔をあげた。




そこにいたのは…












「…風雅。」




そこにいたのは帰って来たばかりで制服を着た風雅だった。




「風邪引くぞ。」




そう言いながら風雅はあたしの隣に腰を下ろした。




「倉庫に行かないの?」




「今日は行かねぇ。」




あたしを気にしてくれたんならそんなことしないでいいのに。