それから部屋に駆け込んで来た愛美さんに風雅は無理矢理学校へ行かされた。
しばらくは愛美さんて世間話という名のノロケ話を聞き、愛美さんは用事があるからと部屋をあとにした。
いろんな人たちがゲームやら漫画を持ってきてくれたり、康二さんがお昼を持ってきてくれたりしたが、一時を過ぎて結局あたしは暇をもて余している。
顔に傷やグラサン、リーゼントのおっさんたちが少女漫画を手にしているのはとてもシュールだった。
そしてベッドに横になりながら天井の木目を数えていたとき、
「真城ー、生きてるかー?」
のんきな声と共に襖が開く。
「ずいぶん暇そうだなぁ」
「…………馨。」

