のんちゃんの言葉に絶望的な声をあげる修人。
顔が真っ青になっている。
「安心しな修人。巡りめぐって最後にゃぁ旭に逆戻りさ。」
「そ、それならよかった。」
「なに安心してんだテメェ!?」
尾方さんの台詞に安心する修人、そしてそれにキレる旭。
「じゃぁな~。邪魔したぜぇ~。」
「じゃぁねダーリンと皆!真城ちゃんも今度一緒に女子トークしましょうね!」
女子トーク?
女子?
まぁそこは気にしないでおこう。あたしは無言で頷き二人を見送くる。
修人は入り口付近で振り向きお辞儀をして部屋を出ていった。
「修人さぁ、これから黒沼よりも厄介な相手から昌人達を守らなくちゃいけないんじゃ…」
大の言葉に静まる室内。
「炎神に入れたのはダメだったかな…」
馨が口許を引き吊らせながら呟いたのだった。