「あっら!新顔が2つも!」
のんちゃんと呼ばれる男があたしと修人に気がつく。
「佐倉真城です。」
「高嶺修人です。」
「礼儀正しいわぁ~!!しかも美男美少!!まぁあたしには負けるけど。」
「それはないんじゃねぇ?」
馨が真顔で言う。
「あたしは炎神副総長やってるの、のんちゃんって呼んでねぇ。」
「「……はい。」」
散々、炎神の特徴は力だ、力だけなら一位だなどの説明を受けといてこのキャラはすごい。
ストレートだと思ったら変化球でしたって感じ。
「それより…」
のんちゃんは回りをキョロキョロと見回す。

