風雅の言葉に修人は目を見開く。 他の皆は知らされていたらしく黙って修人の返事をまつ。 そんな中あたしは… エンジン? 車のエンジンか? そんなのはいるわけないじゃん。 皆も何で驚いた顔しないの? あの中に入って何する気だ? ってかその前に入るのか? いやいやそんなはずは… 「真城。お前今、無表情でいったい何考えてやがんだ?」 旭が顔をひきつらせながら恐る恐る聞いてきた。