「…まぁ、そんな感じかな。」
修人は笑いながら黒蛇に入った経緯、そしてそのあとのことを話した。
「…そうか。」
風雅はそう呟くと何かを考えるように黙り込んだ。
「でもよ、何であの時真城をかばったんだ?」
「俺らからすりゃ助かったが、あんなに堂々と裏切ったら黒沼の奴なにしでかすかわからないぜ?」
旭に続いて馨が複雑そうに顔をしかめながら言う。
「さぁ?俺もわかんねぇんだ、何であの時黒沼を押さえ込んだのか。」
修人は何かスッキリしたような顔で笑いながら言った。
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