視線を風雅へ向けると口許をそっと上げて微笑んだ。 ガチャッ 開かれた扉から入ってきたのは 「おぅ真城。久しぶりだな。」 痛々しい程の包帯をつけた修人だった。 「修人、その傷…」 「これ、ほとんど黒沼にやられたのだ。風神からじゃねぇから安心しろ」 「あたしをかばったから…」 「俺が勝手にやったことだ気にすんな。」 修人は笑って空良に指定された席に座った。 「それで、元とは言え敵である俺をここに呼んだ理由を教えてもらおうかね。」