「……っん。」




目が覚めるとそこには灰色の天井。




そしてふかふかなベッドの感触。




ここどこ?ってかなんであたしこんなとこにいるの?




とりあえず体を起こそうと思い力を入れるが…






「……いった…」




あまりの痛さに顔を歪めて言う元の体制に戻る。




首を動かしてどこにいるのか確認する。





そこは黒と白のモノトーンで統一された広い部屋だった。





広い部屋の隅に設置されたダブルベットに液晶テレビ、テーブルに冷蔵庫。




風神の幹部部屋を少し小さくした感じの部屋だった。