「……っな!!」
「………っ!!」
その光景にその場にいた全員が目を見開いた。
「…なんで。」
そこには黒沼を背負い絞めする修人の姿があった。
「テメェ!!何してやがる!!」
黒沼が怒鳴り散らしながら修人を振り払おうとする。
「真城行け!!」
苦しそうに顔を歪めて言う修人。
「でも、修人…」
「いいから行け!!」
こうしている間に黒沼はずっと暴れ続けている。
修人とそんなに長く押さえていられないだろう。
「今まで付き合わせちまって悪かったな。」
修人はそう言って笑った。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…