あれからさらに5日がたった。




あの日以来黒沼はこの部屋には来ない。



まぁ来られても困るがそれよりも…

























「……来ねぇなぁ。」




あたしの横でぶつぶつ文句を言ってくるこいつをどうにかしてほしい。




「あいつらいつになったら来るんだよ。もぅ一週間だぞ。」




「だから皆来ないよ。」




あたしがため息を吐きながら言う。









「いーや、絶対来るね。俺の守りが完璧なだけ。」




「自慢?」




「あっばれた?」




いたずらっ子のように無邪気に笑う修人は最初の頃の印象とは違い大と力を思い出させるような感じだ。