生きがいなんてもうあたしには無いと思ってた。 それでいいんだと思って諦めてた。 生きがいを語れる資格なんてないと思ってた。 それでも風雅と目があった瞬間に諦めたくない。そんなことを思ってしまった。 くだらない。 あたしは込み上げてくる気持ちを押さえるようにして自分に言い聞かせた。 鼻の奥がつんとしてあたしはとっさに顔を下に向けた。 「真城ちゃん?」 あたしが何も言わないことに不思議を思ったらしく水埜さんが除き込んできた。 「おぃ大丈夫か?気分でも悪いのか?」 旭も除き込んできた。