集合場所につくとすでに生徒は集合しているようだった。




「ほら遅いぞ、早く位置につけ。」




誰だかよくわからない先生に注意を受けあたしは空いているコースに立った。
















「位置について……よーい…」




あたしはじっと合図を待つ








パンッ!!




合図と一緒にあたしは走り出した。




自分の前にある道以外は何も見えない


それどころか何も音も聞こえない、まるで一人ぼっちで出口の見えない道をただ走っている感覚だ。











ふいにあたしは突然現れた四角い箱の前で止まった。