「おらおら!!次は騎馬戦じゃぁー!!」 空気の読めない旭が大声を出した。 「「最低…。」」 大と力があり得ないといった顔で旭を睨んでいる。 あたしも風雅も、シラケた目で旭を見ていた。 「な、何だよ。」 旭は皆からの視線にたじたじだ。 「まぁまぁ、そんな睨むなって!!」 旭を助けたのは珍しく馨だった。 「ほら!!とっとと行こうぜ。騎馬戦は男子種目の中で一番得点高いからな。負けられないぜ!!」