「本当に?痛かったら無理しないでいいのよ?」
水埜さんの心配そうな顔は消えない。
心配性のお姉さんだ。
「大丈夫だっつてんだろ。大袈裟な奴だな。」
旭が呆れたように言った。
「うっさいわね!!誰もあんたに聞いてないわよ!!」
水埜さん強い。
一発で旭を黙らせてしまった。
さすが水神総長様。
「水埜さんあたしは本当に平気ですよ。」
あたしの言葉に水埜さんは納得したように近くにあった椅子に座った。
「あたしも今日はここにいるから。」
「はぁ!?何言ってんだてめぇ!!自分とこのテントに戻れよ!!」
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