風雅達六人はテント一つを占領していた。
「あっ!真城来た。」
あたしが来たことに一番に気づいたのは力だった。
「真城ちゃーん!!久しぶりね!!」
「水埜さん!!」
風雅達しかいないと思っていたがテントには水埜さんも来ていたようだ。
「肩大丈夫?空良からきいたときはびっくりしたわよ!!」
水埜さんはあたしのそばまで来ると心配そうに聞いてきた。
「全然平気ですよ、自分の不注意ですから心配しないでください。」
あたしは左肩を上げ下げしながら言った。
一週間もたった今では左肩の痛みは引いてきている。
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