風神Ⅱ





「でも、これだけは覚えてて。」




空良の声がしてあたしは空良に視線を移した。













「真城ちゃんは俺等の大事な仲間だよ。」




空良の以外な言葉が嬉しくてあたしは深く頷いた。




あたし達の中に穏やかな空気が流れていたときだった…















バンッ!!






「よぉ!!お前ら元気かー?」




白衣をきた男の人が勢いよく扉を開けて入ってきた。