『私を口説こうっての?勇者ねぇ…。』 ツインテールが風になびき、鈴のような可愛らしい声が響いた。 その時、背中に羽の生えた小便たれの小僧にハートの矢を 俺の心臓にスパーンっと射止められたような錯覚に陥った。 ―あの子だ。 さっき目が合った(ような気がした)少女。 彼女こそが、マイスウィートエンジェルゥゥウウッ!